2016年10月19日水曜日

素人童貞にクラスチェンジした話


土曜日に同窓会があって。 記憶をなくすぐらい飲んだ。見に覚えのない、1次会の最初にはいなかった途中合流のメンバーとのめっちゃ手ブレした写真と、たぶんトイレで吐いたんであろう時の返りゲロだけが残ってる程度に。
去年の同窓会で誕生日プレゼントにもらった日本酒をその場で一口だけ飲んで、やっぱり記憶なくすぐらい飲んだせいでその日本酒を持って帰る前に失くしてしまったことを本人に一年越しで謝ってみたり、結構飲んで酔いの回った席で高額購入すると意気込んだら割りと真面目な顔でやめとけって諭されたにも関わらずその後すぐ50万契約してしまった話をしてみたり、我ながらよくこれで友人関係が切れないなって思うような話をしたことはなんとなく覚えてる。
1次会が終わって駅まで戻って、解散して、誰が2次会行くんだみたいな話をしてるあたりからは意識がある。結局2次会(もしかしたら記憶のないうちに2次会は終わって、3次会だったのかもしれない)は4人しか残らなくて、カラオケに行った。割と女性関係についてぶっちゃけた会話をしている中、童貞のぼくは住む世界の違う人間の会話のように感じていた。なんで彼女いたときヤラなかったの?みたいなことを聞かれても、当時はピュアだったんだよ・・・とか言ってごまかしたり。どうせこのまま出会いも(こちらからアプローチしようという気がないので)ないだろうし、一生童貞のまま死んでいくんだろうなあ。
 関係ないけど、ぼくが求めてるのは彼女や奥さんではなくてメイドなんだろうなというのが持論。相手のこと気遣うような面倒なことしたくないよというクズみたいな性格してるから、無条件で自分のことを一方的に甘やかしてくれる存在が欲しい。究極を言えばママが一生いるということが最高なんだろうけど、そういうわけにもいかないし、メイドなら対価はお金を支払うだけだと思う(そうなの?)ので、夢はそこそこの稼ぎを持つようになったらエッチなメイドさんを雇うことですね・・・。

で、
「童貞なんてすぐ捨てられるよ」「いやいや無理でしょうそんなの」的な問答を何度か繰り返してるうちに寝落ちして、5時ぐらい、フリータイムが終了しカラオケを追い出される。そういえばカラオケ入るときにも女の子の店員いる?かわいい?部屋に呼んでよ、って男性スタッフに話してた気がする。23にしてこんな気持ち悪い酔っぱらいみたいなこと言うようになるなんてピュアだった頃からは見当もつかないな。
 駅まで戻って解散して、9時ぐらいから予定があるので銭湯でも行って仮眠取って直接行こうって話してたから、山手線に乗って揺られながら店を探し始めた。てっきり一度行ったことのある秋葉のスーパー銭湯に行くんだと思ってたら、「東京 風呂」で検索したら朝からやってるソープ出てきた(実際のところそのワードで検索してもソープのページなんて出てこないから真相や記憶は定かではないが)から、行くかって感じになっていた。「童貞なんてすぐ捨てられるよ」という伏線がものの4時間程度で回収されることになるとは誰が予想しただろうか。
最寄りの駅に着いて。緊張していた。コンビニで現金引き出し(時間外で引き出せずに借り)て、店に向かう。開店2分前くらいに着いたので少し深呼吸してから、シャッターが開くと同時に店内へ。予約してないと伝えるといきなりこの中から選んでくださいと言われておどおどする。その間に他のお客さんが4人ぐらい入ってきて結構驚いた。あとから聞いた話によると、予約無しで入店のタイミングが遅れると普通に1時間(ワンプレイ分)待たされるらしい。☆新人☆というワードには惹かれたけどこっちも童貞だしまともに対応してくれるか不安だったので普通の子を選択して、番号札を持って待合室に入れられる。40インチぐらいの大きなテレビにはニチアサの定番、「皇室日記」が流れていて、こんなにも罪悪感を煽る番組がこれ以上にあるだろうかという感じだった。
番号が呼ばれ、ついに出番。有無を言わさずスタッフにブレスケアを食わされ、そして伝説へ・・・。
詳しくはwebで


茶髪にセミロングでDカップ(店舗情報より)、健康的な体型の、割と可愛いと思える女の子(明るい照明の下でも同じことが言えるかは不明)と対面すると、部屋に入る前から挨拶代わりにキスをしてくれた。嬉しい。何年ぶりだろう。
「初めてですか~?」と聞かれたので「どどど童貞です・・・デュフ・・・優しくエスコートしてください・・・」と正直に伝えると、え~見えな~いみたいなお決まりのやつを言ってもらい、エスコートしていただく了承を得る。四畳半ぐらいの狭くて薄暗い部屋に入るとすぐに、じゃあ脱ごっかと言われお互い生まれたままの姿になる。童貞の妄想の中ではこの時点でもうかなりキテしまうのではと勘ぐっていたけど、緊張やらなんやらでそうでもなかった。最初のブレスケアに始まり歯磨き、イソジンうがい、水うがいと念入りに口内清掃をした後、体を洗ってもらう。このあたりから体と気持ちがふわふわしてきた。洗い終わってベッドへ戻るのに立ち上がると、突然パクっと咥えられて、ヒャアッって可愛い声を出してしまった。挨拶代わりにしてみましたということらしい。結構危なかったよね。
ベッドに寝そべると、"双方合意による自由恋愛"のもと、まるで女の子をエスコートするかのように優しく乳首を舐められ、徐々に下へ下へと降りていき、そして伝説へ・・・。




その後しばらくその時の光景がフラッシュバックしてきて何も手につかなかった。夜も10時間しか眠れない。これが罪悪感からなのかハマってしまったのか、よくわからない。とりあえずどこかへバックアップを取ったら頭の中からは忘れられるんじゃないかと思って書いてみたけど、微妙な感じ。ワールドワイドなウェブに一生残ることを考えたらそっちのほうがまずいのではという気もする。